みなさんは英語を話せるようになりたいですか?
外国人の友達が欲しい。海外旅行を楽しんだり留学してみたい。さらにビジネスで外国人と対等に渡り合ってみたいと思っている人もいるでしょう。
でも日本人は英語が苦手です。なぜかというと英語に自信がもてないからです。なぜ自身がもてないかというと「英単語」をたくさん知らないからです。
「でも、英単語を覚えて読み書きはできるようになるだろうけど、英会話は別物でしょ?」
そうですね。読み書きと会話では使う脳の部分が違いますから、いくら英単語を覚えたって英会話は上達しません。でもいいじゃないですか。自信を持って大きな声でゆっくり話すんです。
例えば、外人さんが「行きたい、私、電車、秋葉原!」と、超カタコトの日本語で言ってきても「電車で秋葉原に行きたいんだ」って解りますよね。文法なんて多少ムチャクチャでも、大きな声でゆっくり言えば伝わるんです。
日本人の英語がなかなか相手に伝わらないのは、単に声が小さいからです。発音の問題ではありません(よっぽど酷くなければの話ですが・・笑) 外国人に「日本人は自己主張が少なくてシャイな人が多いよね。」と思われてる原因も、単に声が小さくて伝わらないからです。
ピコ太郎の発音は変だけど、元気よくハキハキと「ペンパイナッポーアッポーペン!」って言うからウケるんです。
メジャーリーガーの川崎宗則選手もカタコトの英語で発音も変ですが、自信を持って大きな声で話すから、チームメイトやファンからも愛される選手になったんです。
出川哲郎や千原せいじもムチャクチャな英語ですが、現地人とコミュニケーションをとるのが上手いですよね。だから英会話は自信をもって話すことが大事なんです。自信をもつにはどうすればいいのか?
それは英単語を覚えることです。
英単語を覚えるにはどうすれば良いのか?
英単語がなかなか覚えられないのは、ものすごく退屈だからです。脳は刺激のない単調作業を繰り返すと、軽くスリープモードになってしまいます。そんな状態で長時間かけて1日100個の英単語をうっすら覚えたって、寝たら半分以上忘れますし、3日も経てば10個も覚えてれば良いくらいです。
例えば、TOEICでネイティブレベルといわれる900点台をとるには、12,000語の英単語を覚える必要があるといわれています。そんな膨大な数の英単語をふつうに覚えようとすれば何年もかかってしまいます。なので、脳に刺激を与えながら英単語が浸み込むような方法で覚えなければなりません。それが一体どんな方法なのかというと、「イメージ」です。例えば「devolve(ディバルブ)=~をゆだねる」という英単語は・・・
『バルブが壊れて水が出っ放しなので、業者に修理をゆだねる』
という場面を頭の中でイメージしてください。
「出とバルブが逆じゃん?」なんてツッコまないでください。語呂で覚えるんじゃなく、あくまでイメージで覚えるんです。英単語がもつ意味とイメージがリンクすると、ふつうに覚えるより刺激があり、忘れない記憶として脳に浸み込むんです。
英単語はThank youレベルで覚えよう!
「でも、そんなワンクッション入れた覚え方だと実践では使えないよ。」
確かに次々と流れるように英単語が出てくる会話で、いちいちイメージで意味を思い出していては追い付きません。なので英単語は「Thank youレベル」で覚えなければならないのです。Thank youをいちいち頭の中で「ありがとう」って訳しながら言う人はいませんよね。
「devolve」もそのレベルで覚えるんです。何度も繰り返して覚えるうちに、イメージなしで自然に「devolve=ゆだねる」と、一瞬で出てくるようになるんです。たくさんの英単語をそのレベルで覚えれば、文法や発音が変でも自信をもって英会話にのぞむことができるでしょう。あなたは自信なさげに「Thank you!」って言いますか?Thank youくらい自信満々に言えますよね。
ヒアリングで覚えようとしちゃダメ!
「なんだぁ、結局、なん度もくり返して覚えなきゃならないのか・・」
当たり前です。でも、ふつうの覚え方で多くの英単語を「Thank youレベル」にするには膨大な時間がかかりますが、イメージならそれよりもはるかに短期間で覚えることができるのです。脳をイメージで刺激しながら覚えるのはものすごい威力があるんです。
「でも、スピードラーニングみたいに聞き流すだけで英語が解るようになるって教材もあるじゃん。あれじゃダメなの?」
ダメです。スピードラーニング自体がダメといってるわけではありません。ヒアリングもネイティブの発音を聞き取れるようになるための重要なトレーニングですが、聞き流すだけで英語が理解できるようにはならないんです。
例えば、毎日お経を唱えているお坊さんは、経本なしでもスラスラと暗唱できますが、その内容を理解してる人がほとんどいないのと同じです。音として聞き取れることと意味を理解することは全く別なんです。
「でも赤ちゃんはまず言葉を聞いて覚えて話しだすじゃん?」
その通りです。でも、それは話している人の表情やまわりの状況が言葉とリンクするから覚えられるんです。まさに「イメージ」ですね。ヘッドフォンで聞き流すだけじゃ絶対にイメージなんて出てきません。ただ音として聞こえる「お経」と同じです。
それに、あなたは赤ちゃんではありません。すでに日本語がインプットされている脳では、英単語と日本語をセットで覚えなければなりません。そして「Thank youレベル」に達して英語の基礎力が付いたときに、初めてスピードラーニングのような教材が威力を発揮するのです。
ところで、なぜ赤ちゃんが泣くか知ってますか?それは言葉が分からないからです。「お腹が減った~」と言えないから悔しくて泣くんです。「おむつ換えて~」と言えないから悲しくて泣くんです。
彼らはただ言葉を聞き流して楽して覚えてるわけではありません。あなたは赤ちゃんみたいに悔しくてギャン泣きするくらい英語を勉強したことがありますか?このサイトは「半ベソ」程度で英単語が覚えられるよう、みなさんのお役に立てれば光栄です。